「道祖神」って?
南信州の望月。古い道の辻や村はずれの道端には、いくつかの「道祖神」がひっそりとたたずんでいまます。江戸時代から、縁結び、道中安全といった生活に根ざした様々な願いをかなえてくれる神様として、信仰されてきました。男女の二神が仲睦まじく並んで立ち、そっと手を握りあったその姿に出会うと、なんとも温か〜い気持ちになります。
1日目は秋の田園を「道祖神」を訪ねて散策
2日目は豊かに実ったおそばの刈り取り(10日の刈取りが延期になりました)1日1日と深まっていく高原の秋を楽しみましょう!!
<スケジュール>
10月23日 12:00ごろ 集合
昼食
14:00 「道祖神」巡り
16:00 温泉(自由参加)
19:00 夕食(キャンドルとワインで)
星空を眺めながら散歩(自由参加)
10月24日 7:30 朝食
8:30 畑に出発(耕運機で風を切って)
9:00 おそばの刈取り
12:30 昼食
適宜解散
☆ご希望の方は、「箱庭体験ワークショップ」ができます。
(約40分 1000円)
ご参加の皆さん、ありがとうございました!
田舎道の脇にたたずむ石の神様、可愛かったですね。秋の夕暮れの中、ほのかな光に照らされて浮かび上がった金色と漆黒の「阿弥陀如来像」も思いがけない収穫でした。さすが重要文化財だけあって、なかなかの像でした。
翌日は快晴で真っ青な秋空。おソバの刈取り、実の叩き落し(本当に
棒でたたくんですね)、実の振るい落とし、そして何と言っても、手動の「おソバの実と葉っぱの風吹き分け器」がおもしろかった〜。もっとやってみたかったです。
おソバの実は、広げて干してきました。(お昼のカレーライスに気を取られて忘れちゃったんですが、後で思い出しました) ある程度乾燥したら、製粉所に出して粉にしてもらいます。
そうしたらいよいよ「手打ちソバ!!」です。11月20日21日を予定しているので、<100パーセント自家製>のおそばを楽しみに来てください!
ところで今年のおソバはやっぱり不作だそうで、例年の半分もないようです。台風の影響が大きかったみたいです。お米も不作だし、山のどんぐりがなくて熊の食べ物がないし・・・ 以前から、気候変動が食料の生産に影響を与えると警告されてきましたが、例えばこんなふうに表れてくるんですね・・・
ではまた「ラナの家」でお会いしましょう。
長田紀子